ご用意いただいた細胞をまたは弊社の細胞を培養し、培養上清を作製(回収)いたします。必要に応じて培養上清を精製いたします。
培養上清の精製のみも可能です。
01
完全自家培養可能
アニマルフリー培地で培養するため、自己組織と自己血清をご用意いただければ、完全自家培養で培養上清を回収可能です。
02
老廃物の除去
弊社独自の調製方法により、老廃物や培地由来成分などの低分子を除去することで 不要な成分をできるだけ取り除いております。
03
培養上清の濃縮・フリーズドライ
精製後の培養上清は濃縮されているため、そのままお渡しでも分注も可能です。またフリーズドライも実施可能です。
培養上清の精製前と精製後で老廃物(アンモニア、乳酸)の量を測定した結果、アンモニアと乳酸を除去されたことが確認できた。
【アンモニア】
培養上清液A | 培養上清液B | 培養上清液C | 培養上清液D | |
---|---|---|---|---|
精製前 | 1,148 | 1,532 | 1,284 | 1,660 |
精製後 | 23 | 4 | 12 | 20 |
【単位:μg/dL】
【乳酸】
培養上清液A | 培養上清液B | 培養上清液C | 培養上清液D | |
---|---|---|---|---|
精製前 | 4.45 | 3.25 | 1.5 | 3.39 |
精製後 | 0.02 | 0 | 0 | 0.02 |
【単位:mM】
※結果更新予定ですが、現段階でのデータを載せます
培地に精製前と精製後の培養上清(CM:Conditioned Medium)を増殖培地添加して培養した結果、精製後の培養上清を添加した細胞の方が23%も細胞数が増加していた。
【細胞受入、培養開始】
細胞を受け入れ、培養を開始します。
【T-175フラスコ等で拡大培養】
T-175フラスコ等で拡大培養を行います。
【培養上清回収】
培養上清(幹細胞を培養した液から幹細胞を取り除いた上澄み液)を回収します。
【精製】
老廃物を除去するための精製を行います。
【濃縮培養上清(20mL)】
濃縮量は調製可能です。
【フリーズドライ、分注等】
フリーズドライ、分注(一定量ずつ分配)等を行います。