組織からの分離 - 株式会社バイオ未来工房オフィシャルサイト

組織からの幹細胞分離

弊社製品である幹細胞分離基材を利用した方法で幹細胞(hMSC)を分離します。(コラゲナーゼ不使用)
ご用意いただいたヒトの組織(脂肪、臍帯、骨髄、歯髄など)から幹細胞を分離します。

※ヒト以外の組織についても受入可能な場合がございますので、お問い合わせください。
※培養コンサルティングのご相談も承ります。

特徴-features


01

高い純度

基材分離法で幹細胞を分離するため、純度が高い幹細胞を回収できます。

02

細胞ダメージが少ない

コラゲナーゼを使用していないため、細胞へのダメージが少ない幹細胞を回収できます。

03

完全自家培養が可能

アニマルフリー培地で培養するため、自己組織と自己血清をご用意いただければ、完全自家培養が可能です。

こんな方におすすめ-recommended

  • 専門家にお願いして、より質の良い細胞や培養上清を手に入れたい
  • 幹細胞の採取から保管などをまとめてお願いしたい
  • 培養に慣れていない、大事な試料なので失敗したくない
  • 組織が残っているので、せっかくだから幹細胞を採取しておきたい
  • 培養する器具、設備が揃っていない
  • 研究用試料として必要
  • とりあえず気になるので相談だけでもしてみたい

分離培養の流れ -flow


1

【組織受入】

組織を0.1〜0.2g程度採取後、組織保存液に入れて、当日中に弊社に発送してください。(冷蔵輸送)

2

【分離培養】

1〜2週間程度培養して増殖を確認します。必要に応じて無菌試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験を実施。

3

【細胞回収】

分離基材上に幹細胞が増殖してきたら、トリプシンで剥離させて細胞を回収します。
この時点で細胞保管することも可能です。

4

【継代】

継代を行い、細胞を増やします。培養上清を回収する場合は、さらに継代を行います。

5

【細胞回収】

(第一継代細胞)※血清量、培養量によって自家培養ができない可能性があります。

6

【凍結またはフラスコで納品】

※弊社で細胞保管も可能です。また、保管中の細胞から培養上清を回収、精製することも可能です。

確認事項 -confirm

  • 組織の部位
  • 組織、血液採取量(組織0.1g以上必要となります。)
  • 自己血清の有無
    (完全自家培養の場合、20mL以上の血液が必要となります)
  • 採取方法
  • 採取時期
    (可能な限り弊社到着の前日に採取してください)
  • 培養上清の回収・調製、細胞保管
  • その他必要事項等

→依頼書をご記入後、追加で必要事項のヒアリング、契約書の締結等させていただきます。

注意事項 -caution

  • 組織の状態や部位によって、幹細胞が分離できない場合は作業費のみいただきます。
  • マイコプラズマ等に感染していた場合、培養を続ける際は追加で費用を頂戴いたします。
  • 細胞については医療機関で行われる再生医療等(臨床研究、自由診療)には使用できません。