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BMK-R006 脂肪細胞分化誘導キット

ヒト間葉系幹細胞から脂肪細胞に分化誘導できる培地キット
48ウェルプレート約2枚分の分化誘導が可能

特長

・ヒト間葉系幹細胞を細胞培養プレート(48ウェル、平底※)で1~2週間培養すると、脂肪細胞に分化誘導できます。

(※48ウェル以外の細胞培養プレートでも使用できます。)


・脂肪細胞分化誘導培地にはインスリンやデキサメタゾンなどの成分を含んでおり、ヒト間葉系幹細胞を効率よく分化させることに特化した培地に調製しています。

・脂肪分化誘導培地の濃度を希釈用培地で希釈して調製することで、細胞毎に最適な分化誘導条件を検討することができます。



使用方法

  1. 細胞培養プレートにヒト間葉系幹細胞を播種し、増殖培地等で一晩培養する。(37℃、5%CO₂)
  2. 培地を除去し、調製した脂肪細胞分化誘導培地を添加して培養する。
  3. 2~3日置きに培地交換をして、1~2週間培養する。
  4. 脂肪細胞に分化していることを確認する場合は染色、遺伝子発現等を確認する。


希釈用培地について

  • 脂肪細胞分化誘導培地を希釈する場合は、希釈用培地で段階希釈(2倍または4倍希釈)することを推奨します。
  • 脂肪細胞分化誘導培地は希釈しなくても使用できますので、分化誘導の条件検討をする場合は、希釈用培地をご使用ください。

培養写真



脂肪細胞分化誘導培地で12日間培養した細胞


脂肪細胞分化誘導培地で12日間培養後、オイルレッドで染色した脂肪細胞

製品内容

製品番号 BMK-R006
製品名 脂肪細胞分化誘導キット
内容物 脂肪細胞分化誘導培地
(FBS 5%添加済):100mL
希釈用培地:100mL
未分化維持培地:30mL
保存 冷蔵
希望販売価格 お問い合わせください



使用文献

Optimal temperature for the long-term culture of adult porcine islets for xenotransplantation
Front Immunol. 2023; 14: 1280668.
Published online 2023 Oct 13. doi: 10.3389/fimmu.2023.1280668
PubMed

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